三菱UFJ ニコスは3社が合併してできたクレジットカード会社です。この記事を書いている時点ではまだ信販会社ですが、信販事業(オートローン、ショッピングクレジット等)をジャックスに譲渡することが決まっており、譲渡が完了すればクレジットカード専業となります。
母体となったのは「日本信販」で、ニコス(NICOS)はもともと日本信販のカードブランド名でした。(NICOSは日本信販のシステムにつけられた名称で、1991年に日本信販カードから名称変更した際にシステム名を転用しています)
2005年に日本信販がUFJカードと合併し、「UFJニコス」に社名が変更となります。もともと旧三和銀行(UFJ銀行)と結びつきがあったためこの合併となりましたが、そのUFJ銀行が三菱東京銀行と合併することになり、さらにDCカードと合併し2007年「三菱UFJニコス」に社名が変更となり現在に至っています。
今現在はニコス、UFJ、DCの三つのブランドが存在する三菱UFJニコスですが、2008年度の上期中には
「MUFGカード」にブランドが統一されることが発表されています。
基本的に国内ブランドを複数持っていてもほとんど意味はありません。かえって会員が混乱するだけなので統一することは当然の成り行きでした。しかし問題はシステムの統合にあります。三つのシステムを統合するのはかなりの困難が予想されます。
しかしそれ以上にブランドの統一には意味があることだと判断したのは間違いありません。三菱UFJフィナンシャルグループの略称であるMUFGをブランド名に使っていることからもその意気込みが伺えます。
カード会員にとってメリットがあるかというのはまた別問題で、これからのサービス展開によるところが大きいので今後に期待したいと思います。
MUFGの戦略としてはリテール(消費者)部門に関してはっきりと色分けをしているようです。クレジットカードは三菱UFJニコス、信販はジャックス、消費者金融はアコムというふうに専業化して効率を高めるといった意思が伺えます。
今回のブランドの統一で方向性に関しては確定した感がある三菱UFJニコスですが、戦略に関しては今後どのような展開をしていくのか注目したいところです。
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